あんスタが不適切加工を行った個人に対して法的措置を取った事が気になっている方も多いでしょう。
これは、あんさんぶるスターズ!!(通称:あんスタ)のキャラクター画像に対して行われた不適切加工に端を発する問題です。
特に「蓮コラ」や「虫」を使った悪質コラが原因で、ファンの間でも大きな炎上が発生しました。
これらの不快な画像が無差別に拡散され、キャラのイメージが損なわれたことで、公式も法的対応を余儀なくされました。
本記事では、この問題の経緯や対応策についてまとめます。
あんスタの不適切加工の内容とは?問題の概要を解説
不適切画像の詳細を時系列で解説
不適切画像の拡散は、2023年1月にSNS上で発生しました。
特に「あんスタ」の公式Twitterのリプライ欄に「蓮コラ」と呼ばれる画像が投稿され、ゲームファンの間で大きな問題となりました。
蓮コラとは、蓮の花托の集合体を模した画像で、多くの人が不快感を抱くものでした。
この画像は、キャラクターの顔に加工され、精神的な嫌悪感を引き起こすような形で拡散されました。
次に、これらの画像が無差別に投稿された結果、ファンの反感を買い、公式からも「イメージを損なう悪質な行為」として強い非難がありました。
2023年4月、運営会社であるHappy Elementsは法的措置を取る準備を進めていることを公表しました。
2023年11月30日には、ついに悪質行為者に対して損害賠償請求訴訟を提起。
裁判所からの発信者情報の開示請求が認められたことを受けて、運営側は法的対応を加速させました。
この一連の流れにより、不適切画像問題は法的手段に委ねられ、
2024年6月に容疑者が書類送検
↓
同月19日に不起訴処分
↓
14日には損害賠償金400万円の支払いを条件とした和解が成立したそうです。
京都地検は6月19日付で女性を不起訴処分としました。処分の理由は明らかにしていませんが、6月14日付のアプリ制作会社のニュースリリースによれば、女性との間で損害賠償金400万円の支払などを条件とした裁判上の和解が成立したとのことです。和解条件の履行としてアプリ制作会社による告訴が取り下げられたことで、不起訴に至ったものと思われます。
あんスタ・キャラ画像を加工してSNSで拡散 書類送検の訳【追記あり】#専門家のまとめ
蓮コラとは?
蓮コラとは、蓮の花托(種が並んでいる部分)のような穴や突起が多数並んだ画像のことで、多くの人が不快感や恐怖を感じる集合体恐怖症に関連しています。
特に、これらの画像は人の顔や体にコラージュされることが多く、見るだけで気分が悪くなるという声が多いです。
「あんスタ」で問題となったのは、この蓮コラがゲームキャラクターの顔に無断で加工され、SNS上に投稿されたことでした。
特に公式Twitterのリプライ欄に投稿されたことで、ファンや一般ユーザーが意図せず目にしてしまい、精神的なショックを受けるケースが続出しました。
このような画像が不快感を与えるだけでなく、キャラクターのイメージを大きく損なうことから、運営側はこれを深刻な問題として捉えました。
蓮コラのような画像が広がると、ファンコミュニティ全体の雰囲気が悪化し、ユーザーがゲームを楽しめなくなる原因にもなります。
また、運営側のビジネスにも影響を及ぼすため、著作権侵害として法的措置が取られるに至りました。
このような理由で、蓮コラの問題はただの迷惑行為にとどまらず、コミュニティ全体に大きな負の影響をもたらす深刻な事案とされたのです。
動機は「推しキャラの扱いが粗末だった」から
不適切画像を投稿した理由について、行為者は「推しキャラの扱いが粗末だった」という主張をしていました。
具体的には、特定のキャラクターに対するストーリーやイベント内での扱いに不満を持ち、それがコラージュ画像による抗議行動に繋がったとされています。
このような行為者は、自分の推しキャラが他のキャラクターに比べて不公平に扱われていると感じ、その不満を形にした結果、不適切な加工が行われました。
これにより、単なるファン活動を超えた迷惑行為へと発展し、と判断され、結果として法的措置が取られるという事態にまで発展しました。
悪質なコラージュによって他のユーザーや運営に悪影響を与える行為は、推し活においても許されるものではありません。
蓮コラや虫の画像などを使って悪質コラを作成
蓮コラや虫を使った不適切な画像加工は、多くのユーザーに深い不快感と恐怖を与え、特にファンの心理的ダメージは大きいものでした。
蓮コラは、その無数の穴が集合体恐怖症の人々にとって耐え難い視覚的な刺激となります。
さらに、ゴキブリなどの虫をキャラクターに合成する形の加工は、視覚的に強い嫌悪感を伴い、多くのファンに精神的苦痛を与えることになりました。
これらの悪質コラージュは、特に推しキャラが対象にされた場合、ファンのショックは非常に大きなものとなります。
ファンは自分の好きなキャラクターに愛着を持っており、そのキャラクターが嫌悪感を抱かせるような形で加工されると、ファン自身の感情にも深刻な影響を与えます。
これにより、キャラクターへの愛情が損なわれ、ファンとしての楽しみが奪われてしまうことがあります。
こうした行為は単なる悪ふざけでは済まされません。
実際、SNS上では無差別に拡散され、意図せずこれらの画像を目にした多くのユーザーが驚きと嫌悪を感じました。
このような迷惑行為は、ファンや運営にとって多大なストレスとなり、今後も厳しい対策が求められる事態となっています。
加工画像が引き起こした炎上
炎上は瞬く間に拡大し、Twitterだけでなく、掲示板サイトや「なんj」などのコミュニティでも話題となりました。
特に蓮コラの不快感に対する反応が強く、「気持ち悪い」「精神的に辛い」といった声が相次ぎました。
このような状況下で、公式アカウントのリプライ欄は一時的に「荒らし」のような状態になり、通常のゲーム情報を楽しむことが難しい状況が続きました。
結果として、公式側は早急に対応を取ることとなり、法的措置の準備やファンへの謝罪が行われました。
蓮コラや虫を使った不適切な加工が与えた影響は大きく、今後も同様の迷惑行為が再発しないよう、さらなる対策が求められています。
あんスタの不適切加工への対応にファンは「運営が動いてくれてよかった」
Twitterの反応
公式が法的措置を取ることを発表した際には「運営が動いてくれてよかった」という安堵の声が広がり、ファンからの支持を集めました。
Twitter上では、蓮コラを投稿したアカウントをブロックや通報する動きも活発化し、コミュニティ全体での対策が取られました。
なんjの反応
掲示板コミュニティ「なんj」でも、蓮コラ画像についての話題が広まりました。
なんjのユーザーは、蓮コラに対して「見た目が不快」「こんなことをする意味がわからない」といった否定的な意見を多く投稿しています。
特に、蓮コラの気持ち悪さや、集合体恐怖症の人への影響に言及する投稿が目立ち、「これはひどい」という批判的な声が大勢を占めました。
一方で、なんjのユーザーの中には、あんスタのファンコミュニティとは距離を置きながらも、この問題に興味を示す層も存在し、蓮コラがどのように拡散され、公式がどのように対処しているかを注目していました。
全体的に、蓮コラに対する反応は否定的で、コミュニティ全体が迷惑行為に対して強い非難の姿勢を示していました。
蓮コラ画像はどこで見れるのか?
蓮コラ画像に関して、多くの人が「どこで見られるのか?」と気になるかもしれませんが、現在ではそのほとんどが削除されています。
問題が発覚した後、あんスタ運営が対応を強化し、公式リプライ欄に投稿された不適切画像は早急に削除されました。
さらに、SNS上や他のインターネット上でも同様の画像が広まることを防ぐため、多くのサイトで削除対応が取られています。
ネットの反応としては「気持ち悪い」「もう見たくない」といった声が多く、蓮コラが視覚的に強い嫌悪感を引き起こすことから、閲覧を避けることが推奨されています。
ファンの間では、このような迷惑行為がコミュニティ全体に悪影響を与えるとして、SNSでの拡散防止や報告が積極的に行われました。
あんスタ不適切加工の内容まとめ
当ページは、Happy Elements株式会社「あんさんぶるスターズ!!」の画像を利用しております。 該当画像の転載・配布等は禁止しております。 ©Happy Elements K.K